JA共済!どんな保障?こんな時、共済金(保険金)を請求できる?どんな請求手続きをする?
こんにちは!株式会社Connpayto(コンペイトー)の窪田仁です。
私たちは、payee(ペイイー)の保険証券デジタルBOX(従来の保険証券ファイルのデジタル版)を通じて、いつも100%で、保険の請求者(加入者)の立場になって、サービスしています。
今回は、JA共済の基本的な内容について、お伝えします。
JA共済とは、JA共済連からJA(農協)組合員のために提供されている共済です。
JA共済は、各地域のJAごとに、組合員の利用高の2割まで、組合員以外の利用が、認められています。
また、組合員以外でも出資金(1,000円~10,000円程度)を、支払うことで准組合員として、利用できます。
つまり、農協の組合員だけではなく、一般の方々にも、広く普及している共済です。
いざという時!慌てないように、しっかりと基本的な内容を、確認していきます。
JA共済!どんな保障?
基本的な内容
JA共済の保障の種類
JA共済は、大きく分けて「ひと」「いえ」「くるま」の3種類の分野を、保障しています。
ひとに関する保障
JA共済は、多彩な「ひとに関する保障」を、提供しています。
終身共済、医療共済、定期生命共済、傷害共済、一時払介護共済、養老生命共済、こども共済等、年齢・性別・家族構成に対応した保障を、選べます。
いえに関する保障
JA共済のいえに関する補償は「建物更生共済むてき」の1種類だけです。
補償される内容は、火災・盗難・台風・大雪・竜巻・地震等、様々な自然災害による損害で、掛け捨てではなく、満期後に共済金が、保障されるところが特徴です。
また、建物や家財等について発生した火災や自然災害によってケガをした場合には、障害共済金も補償されます。
くるまに関する保障
JA共済は、自動車に関する自賠責共済、任意で加入する「自動車共済クルマスター」を、提供しています(基本的には自家用車用です)。
こんな時!共済金(保険金)を請求できるの?
共済金(保険金)の請求相談の事例
共済証書を紛失してしまいました。再発行できますか?
「共済証書」を紛失された時は、再発行の手続きができます。
契約先のJAに連絡します。
共済契約者が亡くなりました。何か手続きが必要ですか?
共済契約者の変更手続きが、必要です。
契約先のJAへ連絡します。
共済金の請求手続に期限はありますか?
共済金を請求できる権利は、3年間です。
権利を行使しない場合は、時効によって消滅します。
賃貸住宅に住んでいますが、自分の不注意で失火してしまったとき等、自分の家財や家主への損害賠償責任を補償することはできますか?
建物更生共済の家財主契約に加入しておくと、借家人が所有する家財について、火災等や自然災害による損害が補償されます。
また、家主への損害賠償責任については、建物更生共済では補償されません。
但し、賠償責任共済に借家人賠償責任担保特約を付加していれば、借家人の過失による火災または破裂もしくは爆発によって借用戸室に損壊が発生した場合は、その借用戸室について、家主への損害賠償責任が補償されます。
建物更生共済で火災共済金の支払がありましたが、満期共済金はもらえますか?
火災等、自然災害で80%未満の損害が発生した場合には、共済金の補償後も契約は継続します。
つまり、保障期間が満了した時に、満期共済金が補償されます。
火災や自然災害で被害を受けた場合、共済金の請求手続に期限はありますか?
共済金の請求できる権利は、3年間です。
権利を行使しない場合は、時効によって消滅します。
どんな請求手続きをする?
「ひと」に関するお手続き
連絡する項目
<ケガや病気で入院や手術した場合>
請求内容(入院・通院・手術等)
傷病の原因(交通事故・病気等)
入院(通院・手術)された方の情報 (氏名、生年月日、年齢、住所、連絡先(電話番号)等)
入院期間(入院日と退院日)
通院期間(通院開始日と通院終了(予定)日)
手術日
受傷日と事故にあわれた経過(場所、理由等)
申出者の情報(氏名、連絡先(電話番号)、被共済者との関係等)
被共済者が亡くなった場合
亡くなられた方の情報 (氏名、生年月日、性別、年齢、住所、連絡先(電話番号)等)
亡くなられた日
死亡の原因(事故死・病死等)
申出者の情報(氏名、連絡先(電話番号)、被共済者との関係等)
共済金受取人の情報(氏名、連絡先(電話番号)、被共済者との関係等)
用意する書類
共済証書
被共済者の戸籍抄本等
共済受取人の印鑑証明書
共済請求書
共済金が保障されない主な場合
約款に定めている支払事由を、満たしていない場合
但し、転院や再入院の前後の入院日数が約款に定める日数に満たない場合でも、1回の入院とみなして保障される場合が、あります。
約款に定めている共済金の免責事由に該当する場合
約款に定めている共済金の支払限度日数分が保障されている場合
契約が失効・消滅している場合
請求関係書類に偽造、変造等があった場合
共済金の支払事由が発生してから、3年間請求を怠った場合
「いえ」に関する手続き <火災による損害が発生した場合(例)>
連絡する項目
報告者の情報(氏名、連絡先(電話番号)、共済契約者・被共済者との関係等)
共済契約者および被共済者の情報(氏名、住所、連絡先(電話番号)等)
罹災日時
罹災の原因(コンロ・タバコなど)
罹災状況(全焼・半焼・ボヤなど)
罹災の発生状況
公的機関への届け出(警察・消防への連絡など)
ケガ人の有無
他人からの損害(放火)かどうか
JA共済以外に加入している契約があるか
用意する書類
共済証書
罹災証明書
共済受取人の印鑑証明書
共済請求書
共済金が補償されない主な場合
約款に定めている支払事由を満たしていない場合
約款に定めている共済金の免責事由(共済金をお支払いできない事由)に該当する場合
契約が失効・消滅している場合
共済金の請求について、詐欺を行い、または行おうとした場合
「くるま」に関するお手続き
事故現場での対応
最初に行うことは
ケガ人の救護
事故車を安全な場所へ移動
安全を確保した後は
警察へ連絡、届出
相手方の確認
事故状況と目撃者の確認
現場対応の後は
レッカー車が必要な場合は、JA共済サポートセンターへ連絡します。
JAへの事故連絡
加入先のJAまで連絡します。
JAの連絡先は、共済証書またはドライバー確認カードに記載されています。
また、フリーダイヤル(0120-258-931)は、24時間365日、事故の受付を行っています。
用意するもの
共済証書(またはドライバー確認カード)
運転免許証
連絡する事項
加入先のJA名
契約者名
契約番号
事故車のナンバー
事故日時、場所、発生状況
相手方の住所、氏名等
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